【Delete Me】Shop Pay退会ユーザーの再ログインを検知!マスキングメールアドレス問題への対応
この記事でわかること
- → Shop Payのメールアドレスマスキング仕様と、退会後の再ログインで起きていた問題
- → Delete Meの新機能「退会済みShop Payユーザーの再ログイン検知」の仕組み
- → Shopifyストアオーナーが取れる具体的な対応策
Shop Payとは?
Shop Payは、Shopify社が提供する決済サービスです。Shop Payを利用すると、購入者はメールアドレスや配送先住所を事前に保存し、スムーズに決済を完了できます。
この利便性の裏側で、ストアオーナーが気になる仕様があります。Shop Payアカウントは、アカウントのユーザーだけが管理することができます。そのため、Delete Meを通して退会したShop Payユーザーが、再度同ストアで購入する際、退会時に付与されたマスキング済みのメールアドレスで購入し続けることになっていました。
⚠ ストアオーナーへの影響
マスキングされたメールアドレスには、MAツールから配信されるメールを送ることができません。MAツールの顧客リストの管理にも支障が出るケースがあります。
退会後の再ログインで何が起きていたか
これまで、次のようなケースで問題が発生していました。
① Delete Meで退会:顧客データを削除、Shop Payアカウントは残存
② Shop Payで再ログイン:退会済みユーザーが再度ストアを訪問・購入
③ 問題が発生:マスキングされたままのメールアドレスで注文完了

Delete Meが再ログインを検知できなかった退会済みのはずのユーザーが、Shop Pay経由で再購入しても、マスキングアドレスによる購入になっていました。
Shop Payはショッピングに特化した外部サービスであるため、Shopify上でDelete Meによって顧客データを削除しても、Shop Payアカウント自体は残り続けます。そのため、退会後も同じShop Payアカウントでログインし直して購入することが可能な状態でした。
この状態で再購入が行われると、注文データに記録されるメールアドレスは、再びマスキングされたもの(削除済みメールアドレス)になります。ストア側はこれを区別することが難しく、退会済みユーザーの再購入を把握できないままでした。
Delete Meの新機能:退会済みユーザーの再ログイン検知
このたびのアップデートにより、Delete Meは退会済みのShop Payユーザーがストアに再ログインした際、自動的に検知できるようになりました。
仕組みのポイントは次の3つです。
POINT01 再ログイン時の照合・検知
退会済みユーザーが再びShop Payを通じてストアにログインした際、Delete Meは「退会済みユーザーによる再ログイン」として検知します。
POINT02 情報変更を促すアプリブロックの設置
退会済みShop Payユーザーが再ログインすると、ストアフロントに情報変更を促すアプリブロックの設置が可能です。
POINT03 再ログイン時に付与されタグ
再ログイン時に付与されるタグshop_pay_reactivatedを顧客管理で検索することで、ユーザーがストアで情報変更を行わなくても、ストア管理者が再ログインしたユーザーを把握することが可能です。
この機能で何が変わるか
今回の対応により、以下の点が改善されます。
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退会済みユーザーの再購入を「見えない注文」として見過ごさずに把握できる
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マスキングアドレスが意図せず蓄積し続けることを防求ことができる
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GDPRや個人情報保護の観点から、退会後の顧客データ管理をより適切に維持できる
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ストアオーナーが退会ユーザーの動向を把握し、対応方針を検討できる
注意事項
本機能はDelete Meが退会処理を行ったユーザーを対象としています。Shop Pay自体のアカウント削除は、Shop Payユーザー自身がShopify / Shop Payのサービス上で行う必要があります。Delete MeはShopifyストア上の顧客データ管理をサポートするアプリです。
最後に
Shop Payの普及に伴い、マスキングアドレスに関する問い合わせや懸念はShopifyストアオーナーの間で増えています。Delete Meは、こうした課題への対応を継続的にアップデートしています。
日本のECにおいて、個人情報保護への対応はストアの信頼性を左右する重要な要素です。Delete Meは、退会機能の提供にとどまらず、Shop Payをはじめとする外部サービスとの連携に起因する課題にも、継続的に対応してまいります。