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人工知能学会全国大会参加レポート:興奮と発見の2日間(1日目)

みなさん、こんにちは!バックエンド・エンジニアのKeitaです。今回は、静岡の浜松市で開催された人工知能学会全国大会に参加してきた体験をお伝えします。AI研究の最前線の世界に飛び込んだ2日間は、驚きと発見の連続でした!

思いがけない参加のチャンス

前回は、人工知能学会に加入し、学会誌が届いたところまでをレポートしました。実は、その後、人工知能学会のサイトを見ていたところ、なんと2週間後に全国大会が開かれると知りました。「これは行くしかない!」と即決し、2024年5月28日(火)と29日(水)の2日間、現地参加することになりました。

静岡県浜松市は静岡大学の情報学部があり、知り合いの紹介で大学院生の島尾青空さんが案内役を引き受けてくれました。青空さんは、今年、株式会社共愉の学びを立ち上げ、教育コンテンツを開発している新進気鋭の学生です。青空さん、本当にありがとう!

最先端の研究に触れる

会場のアクアシティ浜松に着き、いよいよ発表セッションの始まりです。私は今話題の大言語モデルのセッションに参加したのですが、会場は満員でとりまく熱気がすごい。そこにいるのは先端のAIの研究者たちと、その言葉を聞き逃すまいと耳を傾ける聴衆たち。「旅行とAI」「セレンディピティとAI」などユニークな組み合わせの研究発表がありました。

内容は難しくてあまり理解出来ませんでしたが、周りの方々は、発表中に深く頷いたり、首を傾げたり、あ〜、なるほどと声を出したり。分かる人には分かる、面白い内容だったに違いありません、、笑。立ち見が出るほどの人気ぶりで、「AIってやっぱりこんなに注目されているんだ!」と改めて思いました。

質疑応答では、大学の研究者だけでなく企業の開発者も専門的な質問を投げかけていたのが印象的でした。特に注目したのがミイダス株式会社の方。背中に社名が書かれたTシャツを着て目立っていて発言される質問も鋭い。企業がこれほどまでにAI研究に真剣に取り組んでいる姿を目の当たりにして、AIのビジネス的活用の可能性を感じずにはいられませんでした。

驚きの連続

会場をあちこち移動しながらいろいろな発表を聞いていたんですが、ふと耳に入ってきた言葉が「グロッキング」。なんだか不思議な響きですよね?これ、東京大学の松尾研究室の発表で出てきた言葉なんです。

「松尾研究室」って聞いて、ピンときた方もいるかもしれませんね。AI研究では日本でトップクラスの有名研究室です。その発表が聞けただけでもラッキーだったんですが、この「グロッキング」という言葉、気になって調べてみたら、なんとAIが学習中に突然「悟る」現象のことだったんです。こんな不思議な現象があるなんて、私はすっかり魅了されてしまいました。AIの世界がこんなにも奥深いことを知った感動で、しばらくぼーっとしていたほどです。

学びと発見の1日目を終えて

初めての学会参加。研究の最前線に触れ、専門家たちの熱意を肌で感じ、新しい知識との出会いに胸が躍る。私にとってかけがえのない経験となりました。

こんな体験、普段のエンジニア生活ではなかなかできないですよね。だからこそ、学会に参加する価値があるんだなって、つくづく思いました。みなさんも、機会があればぜひ参加してみてください。きっと、私と同じように心躍る発見があるはずです!

次回は2日目の様子をお伝えします。AIの世界への冒険、まだまだ続きますよ!お楽しみに!

 

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