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アラン・ケイ・リバイバルプロジェクト始動

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このたび、コンピューティングの未来を紐解く「アラン・ケイ・リバイバルプロジェクト」を立ち上げました。


フラッグシップは、"Develop Maps - まだない地図をつくる"というパーパスのもとECシステムの開発・運用を手掛けています。当社は最新技術のキャッチアップと未来技術の考察に取り組んでおり、このプロジェクトは先端技術思想の探究活動の一環です。

パーソナルコンピューティングの概念を生み出したアラン・ケイの思想は、テクノロジーの
可能性を探求する上で重要で、私たちの「まだない地図」の開拓に大きな示唆を与えます。彼が提唱した「ダイナブック」構想は、現代のタブレットやスマートフォンの原型となりました。

当プロジェクトでは、およそ1ヶ月に1度、テーマに沿ったディスカッションを行い、彼のアイデアを深掘りすると同時に、現代技術との接点を探ります。また、その内容を発信して、未来の技術とその在り方への新たな視点獲得をし、世の中の役に立つイノベーションの創出を目指します。

■プロジェクト統括 NPO法人Talking 代表 日渡健介様のコメント

現代のマルチメディア社会を構想し、パーソナルコンピュータの父と呼ばれるアラン・ケイ。彼が、1968年に描いたダイナブック構想は、スティーブ・ジョブズという起業家と出会うことで、コンピュータ産業に巨大なイノベーションを産み出し、だれもがスマホを持ち膨大なデータをやりとりする今日の社会を生み出しました。

しかし、その重大な業績に対しアラン・ケイを知る人は驚くほど少なく、また彼の名前を知る人ももはや過去の人として扱っています。ですが、彼の論文を一読すればわかるように、その洞察は時代を画する本質的なものであり、不朽の価値を持っています。アラン・ケイを知ることで、コンピュータサイエンスへの理解は格段に深まり、社会への実装可能性も広がります。

アラン・ケイの業績を一人でも多くの人に知ってほしいとの思いからフラッグシップ株式会社では、「アラン・ケイ・リバイバルプロジェクト」をスタートします。毎月定期的に研究会を開催し、情報を発信していきます。この活動が、日本のコンピュータ産業の発展の一助になればと願います。

■お問合せ
本プロジェクトにご興味をお持ちの方は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
pr@flagship.cc

 

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