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相 "違" 理解を深めよう:社内DiSC研修レポート

こんにちは!フラッグシップ株式会社 コーポレートコミュニケーションチームのHarukaです。先日、当社のコーポレートグループ、コーポレートコミュニケーショングループのメンバーに向けて社内研修を行いました。

今回はこの社内研修の様子を公開します!

 

皆さんは「DiSC」という言葉を聞いたことがありますか?

 

DiSCとは

DiSC®は、1920年代に心理学者ウィリアム・M・マーストン博士により提唱されたDiSC理論をベースに、ある「環境」下で人がどのように状況を「認識」しどのように「行動」するかを測定する自己分析ツールです。1970年代に開発された後、最新の理論とテクノロジーを活用してより精緻かつ実践的なツールとしてアップデートされています。本アセスメントでは、自身と他者のコミュニケーションスタイルの違いを「D主導」「i感化」「S安定」「C慎重」の4スタイルの強弱のバランスで表しています。人を断定したり優劣を判定するものではなく、対人関係における欲求/好みをシンプルな4つのコミュニケーションスタイルで測定することが特長です。出典:Cicom Brains DiSC®紹介ページ

 

 

私がDiSCと出会ったのは、今回の社内研修の講師も務めてくださったHOP株式会社 代表取締役の畑さん(私たちは愛を込めて、畑さん、と呼ばせて頂いています!)が主催するTheater研修へ誘って頂いたことがきっかけです。

この時に初めて、DiSCに触れ、チームビルディングに非常に有用なツールだと実感しました。

その後、私たちフラッグシップの経営チームがDiSC診断を受けたことから、是非チームメンバーとも実施してみようということで今回の社内研修が実現しました。

 

普段リモートワークをしている私たちなので、今回も日本国内では神戸、名古屋から東京に集まり、福岡、果てはロンドンのメンバーはオンラインでの参加となりました。

 

プログラムは

  • 自己紹介
  • 畑さんによるDiSCの紹介
  • アセスメント結果の隣同士のメンバーとの読み合わせ
  • 4タイプに分かれての「各タイプの取り扱い説明書」作りワークショップ

などたっぷり4時間を使っての実施。

 

普段から「個性が強い・・」と気圧される気持ちになるようなフラッグシップメンバーなので、自己紹介からいきなり色々個性が爆発し、あらためて「普通」ってなかなかないんだなぁ・・とぼんやり思うHarukaでした。

ちなみにDiSCは4つのタイプに分かれるのですが、まず、こちらをご覧ください。

D / Koji、i / Haruka、S / Takumi、C / Sam

なんとフラッグシップの経営メンバーは全タイプに分かれているんです!講師の畑さんをもってしても「こんなに綺麗に分かれるのも珍しい」と言われるレベル。タイプ、違うだろうな〜と思っていたものの事実を突きつけられると笑ってしまいますね。

 

バラバラな経営チームはさておき、今回のコーポレートグループとコーポレートコミュニケーショングループメンバーの分布はというと・・・

 

 

お!けっこういいバランスなのではないでしょうか?!若干、Dが少なめにも見えますがDは人一倍エネルギーがあるので丁度いい感じです。

「取り扱い説明書」ワークショップでも各タイプの発表スタイルに個性があり、終始笑いが絶えない、大盛り上がりの発表となりました。

 

コミュニケーションにおける相違理解の重要性

DiSCは自分と他者の行動特性の「違い」を理解し、より客観的な視点で対話を進めるためのツールです。

具体的なやり取りにおいても、相手の行動を直接的に評価するのではなく、俯瞰して見ることで、コミュニケーションの質を高めることができ、これにより、相互理解を深めることができると実感しました。

 

研修後のメンバーからの声(カッコ内はアセスメント結果)

  • DiSCの研修を受けて、自分の「過剰反応」について客観的に分析してくれたおかげで、人はそれぞれ違うという事実にちゃんと向き合う力も与えてくれたと思います(Si)
  • 自分にとって当たり前のことが他の人にとって当たり前ではなかったり、
    自分にとって当たり前ではないことが誰かにとって当たり前である、
    ということを実感できる機会となりました(C)
  • 改めて自分という性質(行動)、自分が思っている自分と違う一面もあるという発見があり、「だからこうなんだ」と答え合わせができた気がします( i )
  • 自分の強み、弱みをまずは理解して業務パフォーマンスを上げていきたいと思いました(D)
  • コーポレートチームのみなさんをより深く知ることができて、良いチームビルディングになったと共に、自分自身を客観的に見ることができて、新鮮な気づきもありました (S)

 

当社は基本的にリモートワークで働いているということもあり、普段から複数のメンバーとコミュニケーションをとる機会が少ない、ささやかな気持ちの吐露や共有がしづらい環境でもあると思っています。

だからこそ、表面に出てきている言葉をそのまま受け取るだけではなく、その人の性質を見極めた上でどのようにすればコミュニケーションがスムーズになるのか、という観点でコミュニケーションを取ることが非常に重要だと感じています。

 

メンバーへも繰り返し伝えた言葉ではありますが、私が一番最初のTheater研修に参加した際、講師の団先生が

「自分の中にも必ず数%でも他のタイプの要素がある。自分と異なるタイプの人と話すときはその人と同じタイプを自分の中から強く出すようにする、そうすることで自分と話したいと思ってくれる人が増える」

とおっしゃっていたことが非常に印象的で、これこそが「コミュニケーションだ」と感動しました。

 

大人になればなるほど、自分の成功体験やセオリーに固執しがちではありますが、その正解は決して一つの正解ではありません。常に自分の中にも他者がいる、他者の中にも自分がいる、そう思って、コミュニケーションしてみると、すっと言葉と心が通じ合う瞬間が生まれるかもしれません。

 

また、最後に講師の畑さんからは

  • 他者を理解する努力を、一人一人のメンバーが積極的かつ自発的に行うことの大切さ
  • 一人一人のメンバーが自分自身が出来ることを一生懸命考えて行動することで会社を良くすることができる(会社を良くする、は経営メンバーだけでは実現できない)

と、フラッグシップの一員として重要な「心持ち」に繋がる言葉を頂きました。

 

研修中、メンバーが活き活きとした表情をしている姿を見て、HOPのお二人、畑さんそして助っ人で駆けつけてくださった佐藤さんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

 

今後フラッグシップでは、このような取り組みを全社に展開し、より活発なコミュニケーションが行われる風土作りを促していきたいと考えていますので今後の活動報告も楽しみにして頂ければ嬉しいです!

 

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

DiSC研修もTheaterもとっても楽しく自分を開ける研修・ワークショップですので、ご興味のある方は是非体験してみてください!

 

 

それでは最後に大盛り上がりした「取り扱い説明書」発表風景と研修風景をお届けします📸

DiSC研修におけるDタイプの取り扱いポイント説明風景
DiSC研修におけるiタイプの取り扱いポイント説明風景
DiSC研修におけるSタイプの取り扱いポイント説明風景
DiSC研修におけるCタイプの取り扱いポイント説明風景
DiSC研修でグループディスカッションを行う社員の様子

 

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