Shopifyデータ管理の革命児"Matrixify"、徹底解説セミナーレポート

2025年7月28日、データ管理アプリ「Matrixify」の開発元CEOとCOOがラトビアから生出演する画期的なウェビナーを開催いたしました。日本初のライブQ&Aセッションとなったこのイベントは、Shopifyストア運営者にとって大きな転換点となる内容でした。

参加者が実感したMatrixifyの価値

セミナー後のアンケートでは、参加者の96%が「商品データの一括登録・更新」でMatrixifyを活用したいと回答。56%が「注文・顧客データの分析」、36%が「サイトリニューアル時のデータ移行」での利用を希望しており、日常業務における具体的なニーズが明確になりました。

Matrixifyの最大の魅力は、使い慣れたExcelの操作感覚で、Shopifyのあらゆるデータを効率的に管理できることです。商品・顧客・注文など数多くのデータオブジェクトを、一括処理でき、従来は開発者に依頼していた複雑な作業も、Excel操作で完結できます。

セミナーではデータ管理において現場で求められる実用的な機能を中心に紹介。本番実行前のDry Run(模擬実行)機能、自動バックアップ、分割処理による安全な大容量データ処理など、現場で求められる実用的な機能が揃っています。

その他、「バックアップの徹底」「5,000行以下での分割処理」「テスト環境での事前検証」といった実践的な運用ノウハウも共有され、参加者からは「操作におけるリスク高低もわかりやすかった」との声がありました。

継続的な学習ニーズと今後の展開

参加者アンケートでは、64%が「より高度な使い方のワークショップ」を、44%が「基本操作の初心者向けセミナー」を希望しており、スキルレベルに応じた段階的な学習ニーズが明確になりました。

「SFTPを調べてみたい」「データ移行で積極的に使いたい」「フィルターの使い方を覚えたい」といった具体的な学習目標も多数寄せられ、セミナーが実際の業務改善につながる行動の変化を促すきっかけとなったことが伺えます。

開発元からの心強いメッセージ

セミナー終了後、開発元CEO Maris Veide氏から温かいメッセージが届きました。特に印象的だったのは、日本のShopify事業者コミュニティへの深い敬意を示した言葉でした。

「日本のEC事業者の参加者とフィードバックから、お互いを真摯に助け合う素晴らしい文化を感じることができました。これは非常に感銘深いものです。」

知識共有とコミュニティ成長の場として

今回のセミナーで最も価値ある成果は、単なる製品紹介を超えた「学びの場」「助け合いの場」が生まれたことかもしれません。参加者が抱える課題や解決策を共有し、開発元と直接対話できる貴重な機会となりました。

「基本操作等のセミナーがあれば、ぜひ開催いただきたいです」「ひとつひとつのユースケースを実際の操作をもとに解説していただけるとうれしいです」といった声からは、継続的な学習コミュニティへの強いニーズが感じられます。

 

このような声を受けて、今後も様々なスキルレベルに対応したセミナーや勉強会を企画し、日本のShopifyコミュニティ全体のデータ管理スキル向上を支援していく予定です。一人ひとりの知識向上が、コミュニティ全体の成長につながる——そのような循環を大切にしていきます。

まとめ

「Matrixify好きです。これなしではShopify業務はできないです」「こんな便利なアプリ作ってくれてありがとうございます!」という参加者の声は、ツールへの感謝を超えて、同じ課題に取り組むコミュニティへの共感と連帯感を表しているように感じられます。

今回のセミナーは終わりではなく、日本のShopifyコミュニティがより強く、より支え合う関係を築いていくための出発点です。

技術的な知識やノウハウの共有を通じて、お互いの事業成長を支え合える——私たちは、そのようなコミュニティの実現に向けて、今後も様々な学びの機会を提供していきたいと考えています。

適切な知識とサポートがあれば、どのような規模のストアでも効率的なデータ管理を実現し、事業を大きく成長させることができるはずです。一緒に学び、一緒に成長していけることを私たちフラッグシップが支援できるとしたら、これほど嬉しいことはありません。

 


セミナーへの感想をお寄せいただいたクエビコ様、濱野 恵太郎様、投稿の掲載許可を頂き誠にありがとうございます!